Windows Vista がいよいよ発売となる。
企業向けには12月末、一般向け製品は1月30日発売と公表された。
発売されるエディションは以下の通り。
<Business向け>
・Windows Vista Ultimate
・Windows Vista Enterprise
・Windows Vista Business
<一般向け>
・Windows Vista Home Premium
・Windows Vista Home Basic
詳しい情報についてはまだあまり入ってこないが、単にインターネット、
Eメール、DVD鑑賞等を楽しむだけならHome Basicで十分のようだ。
また、デジカメ画像の編集やビデオ編集などをするのであれば
一般家庭でもHome Premiumは欲しいところ。
企業向けでは、Enterprise以上にはアプリ・イメージ配信機能が
ついたMicrosoftの管理ツールが同梱されるようだ。
(名前などは忘れてしまったので、後日また触れることにする)
McAfee VirusScan Enterpriseで、Windowsにログオン後、『McAfee』の
スプラッシュ画面が表示されるが、これが以外とPCの動きを重くする。
私が実行したのはVer.8.0iのみだが、他のバージョンでもほぼ同じ設定
によりこのスプラッシュ画面を解除できるだろう。
<手順>
1.レジストリエディタ(『regedit』)を起動する
2.以下の場所を開く
パス: HKLM
-Software
-Network Associates
-TVD
-VirusScan Enterprise
-CurrentVersion
3.以下の値を『0』 → 『1』に変更する
値: bSkipSplash
他のソフトのスプラッシュ非表示設定も、機会があれば触れてみる予定。
企業や学校など大規模な環境で、かつクライアントPCのカスタマイズをしている場合、Symantec Ghostなどのクライアント管理ソフトを使ってイメージング&ソフトウェア配信を行っているのが一般的だろう。 そして、その場合に厄介になるのが『SusClientId』などWSUSサーバーがクライアントを認識するためのSID(Security Identifier)と呼ばれる識別値なのだ。
Symantec Ghostなどで雛形となるイメージを作成し、そのイメージを使用して100台の同型PCに配信したとしよう。その場合、100台のPCが同じ『SID』を保有してしまう。そしてその100台のPCを社内ネットワークに参加させると、WSUSサーバーのコンソール上では1台しか認識されないという現象が起こる。私はこの現象を回避するために3回以上もWSUSの再インストールを実施してしまった。これと同時に他のWSUSの問題もあったからなのだが…。
もうひとつの問題点については別途解説するとしよう。
さて、この『SID』の問題を解決するには以下の対応策が必要になる。
<前提条件>
これから説明する対応策を実施する場合は、社内ネットワークから外れていることが前提となる。それは、ネットワークに参加してPCを再起動させると『SID』が復活してしまうからである。なお、AD環境の場合はドメインから離れてWORKGROUPに変更しておくことをお奨めする。尚、本件は雛形イメージの作成作業時に行う必要がある。
<対応策>
1.『コマンドプロンプト』を開き、以下のコマンドを実行
>net stop wuauserv
2.『regedit』を開き、以下のレジストリ値1~3を削除する
パス: HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WindowsUpdate\
値1: AccountDomainSid
値2: SusClientId
値3: PingId (ある場合は削除)