http://winmente.blog.shinobi.jp/Entry/1/
2006年6月にWSUSのSP1がリリースされ、WMSDEの2GB制限も解消されたという情報を入手した。
→ WSUS SP1は こちら
WSUS のSP1は、Windows OSなどのSPとは異なり、修正差分ではなくフルセットのアップグレードに
なるということだ。また、WMSDEもSP4のエンジンに入替となる。
(オリジナルのWSUSに同梱されるWMSDEはSP3) #MS情報
私はまだ実際にWSUS SP1をインストールしていないが、上記の情報を基に、WSUSのアップグレードを
上長に打診してみるつもりだ。実際に導入した場合は、後日またその状況を書く予定です。
WSUSに標準で付いている『WMSDE』では、データベースサイズが2GBに制限されてしまう。
この問題は、Microsoftのサイトに回避策が提示されているが、実際運用している経験上、その回避策を行ってもWSUSサーバ上ではデータベースサイズの制限と思われるエラーが出てしまう。
【参考】MSサイト
そこで、定期的にWSUSで使用するデータベースの整理を行うバッチファイルを作成してみた。
果たしてこれがどこまで有効かは判断が難しいところではあるが、週に2、3回ほど実施してみたところ、WSUSサーバでのエラー回数が減ったようにも思える。
<バッチファイルの中身>
1. >net stop "World Wide Web Publishing Service"
2. >"C:\Program Files\Update Services\Tools\wsusutil" deleteunneededrevisions
3. >net start "World Wide Web Publishing Service"
<バッチファイルの解説>
1. "World Wide Web Publishing Service"を停止
2. "C:\Program Files\Update Services\Tools\wsusutil"にある不要なデータを削除
3. "World Wide Web Publishing Service"を開始
手動で行う場合は、コマンドプロンプトを開いて上記3つのコマンドを実行すればOKだ。
私の管理する環境では、600台以上のクライアントがあるのでWSUSに使用するDBサイズも日に日に肥大化しているように思われる。手作業は非常に手間が掛かるので、上記のバッチ処理をタスク化している。